いらいらと静かな職場

毎日、なんだかいらいらします。

• 子供 ... "terrible two"を含む2人+共働きですから、朝の忙しい時間なんかは言わずもがな。
• 通勤 ... 片道一時間半。朝の電車では前に座ってる人に「降りろ〜!」と呪いをかけてます。

というあたりも原因でしょうが、一番はやっぱり仕事そのものなのかなあ、と思います。

うちの職場は、十年くらい前に今の山の中に引越しました。周りには何もなくて不便なところですが、オフィスは広くきれいになりました。しかし環境とは裏腹に、仕事はどんどんやりにくく、面白くなくなっているように感じます。

成果主義からくる個人主義のせいなのか、仕事量が多過ぎるのか、職場のコミュニケーションはどんどん味気なくなってきてます。昔の職場には机2つに1つプラスチックのごみ箱が置いてあり、そこに座りこんで話す声があちらこちらから聞こえてきました。仕事以外の話もしていたことは否定しませんが、まわりがどんなことを考えているのか、自分のグループ以外ではどんな仕事をしているのかなど、仕事場の環境作りに一役買っていたと思います。

しかし今は、ほとんどキーボードを叩く音が響くだけ。時々最小限必要な話す言葉が聞こえてきますが、「みんなでやっている」という一体感みたいなものは希薄になってしまいました。「とにかくいい評価を受けるためには、自分に課せられた仕事をこなす。人のことなんか関係ない。」という雰囲気で満ちているように私には思えてなりません。

会社にとってもいいこととは思えませんし、何かいい策はないんですかねえ。成果主義の先進国であるアメリカ(ですよね?)なんかでは、このへんの弊害をどういう風に解決して、社員のモチベーションを保っているんでしょう? もともと周りの人を意識するのは村社会の日本だけなんでしょうか...?