データベース好き

20数年前、高校入学のときに初めて買ってもらって以来、今までに買ったPCは9台ほどになります。今はWebやメールなどのインターネットを使ったサービスがPCを買う第一の目的という人が多いでしょうが、20年前にはインターネットなんてまだ一般人は使えません。私が最初に買ってもらった目的は主にゲームとプログラミングがしたいからでした。

最初に作った少し大きいプログラムは、ビルボードというアメリカの音楽チャートを入力し表示するというものでした。毎週月曜にAMラジオを聞きながら一生懸命チャートを入力していました。ハードディスクなど一般人は買えませんから記憶装置は5インチのフロッピーディスク。固定長のレコードに曲名、アーティスト名、先週と今週の順位、赤丸がついてるかどうかを入れるという構造になっていて、当時そんな言葉は知りませんでしたが、データベースを扱うプログラムを作っていた訳です。

そのころも今も、私はどうもこのデータベースというものが好きのようです。例えば今も家計簿をPCでつけています。特別なソフトは使わずに単にタブ区切りのテキストファイルにして、awkgrepで自分で自由に切り出して利用できるようにしてます。会社では仕事の進捗や打合せメモをこれまた一つのテキストファイルにもう4年ほどどんどん書き込んでいます。このファイルは1分に一度自動的にHTML変換するようになっているので、紙でもらった資料も全てスキャンしてこのファイルにリンクしておくことで、ブラウザさえあればすべて参照することができます。

この手のデータは入力する作業が面倒だというのが一般的な感想だと思うのですが、案外3日坊主にならずに続くことが多いです。なんだかデータが大きくなっていくのが快感というか、好きなんですよねえ。